サミットやノーベル経済学賞受賞者を利用するのは、筋が悪すぎる

29 5月

 今はリーマン・ショックの前ではない。
 リーマン・ショックはレバレッジを大きく効かせたことの反動による金融危機であって、レバレッジが制限された現在において、リーマンショック級の危機は起こりえない。

ジョセフ・スティグリッツ教授やポール・クルーグマン教授を利用して、自らの政策の正当性と効果を喧伝したのみならず(クルーグマン教授の場合は盛大に失敗したが)、今度はサミットを使って同じことをしようとした。
 消費税の増税の延期やアベノミクスの失敗を覆い隠すために、「リーマンショック前に似ている」ということにしたかったかもしれないが、あまりにも事実とかけ離れた滑稽な発言であったために、G7の誰からも賛同を得られなかった。
 開催国である日本に配慮した声明になり日本マスコミは政権に配慮した報道をしているが、サミットを国内政治に利用することは、あまりにも利己的で、サミット開催の目的にも反する。
 
 消費税を自らの人気の後に増税しようとすることもそうだが、問題をすべて先送りにするだけでなく自らの犯した負債すらも後任者にツケを払わせるやり方は、あまりにも卑怯だ。

このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です