井山裕太6冠 七冠達成なるか

20 2月

 囲碁界で初の七冠達成なるか。
 最後のタイトルである十段位(5番勝負)は、2016年3月8日からはじまる。

 将棋界では羽生善治が七冠を達成したが、趙治勲 二十五世本因坊や張栩 9段など近づいた者は過去いたが、囲碁界で七冠を達成した者はいなかった。
 井山裕太は6冠(棋聖、名人、本因坊、天元、王座、碁聖)を保持し、最後のタイトル十段位に挑む。

 井山裕太6冠は、若くから将来を期待され、石井邦生9段に弟子入りをして1000局以上対局して期待上げられ、中学1年でプロ入りした。
 流星戦などの低段の頃の棋譜を見ると力任せの碁で、力自慢の若手という印象しかなかった。
 しかし、気がつくとタイトル戦に挑戦しタイトルを次々に獲得していったので、自分の碁を見る目は大したことが無いと思い知らされた。
 
 タイトル戦のプロの解説から井山裕太6冠の強さは、深い読みに裏付けされた妥協しない最強手を選び続けることにあるようだ。
 人生のかかったプロの碁では、形勢がよかったりすると、リードが多少縮まっても良いから確実な妥協した手を選んだりするが、井山裕太6冠は、全く妥協しない。
 妥協しない最強手は、相手に反撃を許すから逆転の可能性が高くなり形勢を損じて負けることはありえるのに、大切なタイトル戦でも全く妥協しないのだから、この精神力が、なによりすごい。
 
 最後のタイトルを保持している伊田篤史十段は、井山裕太6冠よりも5歳若く20歳同士の闘いになる。
 白熱した闘いになるか、一方的に井山裕太6冠が押し切って終わるのか。
 非常に楽しみだ。

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