評論家では無く現役のプロが大学で教える時代

21 4月

堤抄子『新学期

http://shoko-tsutsumi.blogspot.jp/2014/04/blog-post.html

 京都嵯峨芸術大学では、漫画分野とコミックアート分野を教える美術学科があるが、そこでは現役のプロが教えている(ようだ)。

 

 日本では、未だ学術界と実務の交流が効果的とはいえず成果をあげているとはいえない。

 (その最たる例は、今の日本銀行だ)

 現役が教えているから確実なすぐ成果が出るともいえない。

 しかし、現役のプロが新しいプロの卵に直接教える機会が増えることは、業界に人材を供給する循環が生まれることを意味し、業界の健全な発展には不可欠なものだろう。

 特に漫画などの感性がなにより重視される分野においては、平均的な人材の輩出よりも、鬼才・異才が求められる。

 私のように知ったかぶりするだけの評論家は、平均以下をつぶすコトには長けていても、勇気を持って賞賛し育むことは不得手だ。

 (本来の評論家は、そうした鬼才・異才を世に放つ役目を担っているのかもしれないが、そうしたことが出来る才ある評論家は、本の一握りだろう。)

 鬼才・異才を驚異と感じるコトが出来る現役のプロでなければ、発掘も育成も出来ない。

 

 私は漫画が好きだし、面白い漫画がこれからも生み出そうという挑戦を応援したい。

 近い将来、京都嵯峨芸術大学から、新しい鬼才・異才が世に放たれるのが、楽しみだ。

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