囲碁界の若手の台頭

21 4月

 日本囲碁界の若手の、世界戦での活躍を期待したい。

 

 第69期本因坊戦の挑戦者に、伊田篤史八段(挑戦権を獲得したことによって八段に昇段)。

 井山裕太本因坊は、2014年4月現在で七大棋戦の内十段戦を除くすべてのタイトルを保持している、日本囲碁界No.1の存在だ。

 伊田篤史八段は1994年生まれで、井山裕太本因坊は1989年生まれであるから5才も年下だ。

 その井山裕太本因坊にたいして、ついに若手からの挑戦権者が誕生した。

 

 かつては世界の囲碁界を日本がリードしていたが、昨今では韓国・中国に追い抜かれ、差が開くばかりだ。

 中国・韓国に対抗するためには強い棋士の育成は不可欠で、井山裕太本因坊は世界戦でも優勝するなど強さに対して疑念の余地は無いが、井山裕太本因坊のみでは日本が勝ち抜くことは難しい。

 若手の台頭が望まれる中で、ついに、井山裕太本因坊よりも年下の挑戦者が生まれ、囲碁界の競争が本格的に活性化したといえる。

 (もちろんその背景には、日本棋院・関西棋院が力を合わせて若手にチャンスを与え、育成に労力を注いでいることがある。)

 伊田八段に引き続き今後も若手がタイトル戦に名乗りを上げて、ベテランが奮起し、若手とベテランの相乗効果で日本囲碁界の成長することを祈りたい。

 (私としては、実は若手の台頭よりも、それに奮起した趙治勲25世本因坊の活躍を願っていることは内緒だ。)

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