消費税増税の駆け込み需要は得なのか?

31 3月

 電車の定期券と100円ショップ以外は、駆け込む意味は無いのではないだろうか。

 

 2014年4月1日から、消費税が5%から8%に増税される。

 増税に対応するため、駆け込み消費が、今回の増税でも旺盛に行われたようだ。 

 では、駆け込み消費は果たして消費者にとって得をする行為であるのか。

 私は全く得になっていないのでは無いかと思う。

 

 供給者側にすると、駆け込み需要とその反動による4月以降の落ち込みを見越して、4月以前の消費に対して対応をする。

 値引き幅を従来より抑えて売上高(利益)を確保することや、思い切って値引きして需要をさらに喚起して売上高を確保することだ。

 3%は耐久財で見た場合は大きな金額になるが、供給者側にとってはそれを見越して販売価格を決定するから、むしろ4月以降は3%以上の値引きがあるのかもしれない。

 消費財でも、抱え込んだ在庫を出す機会でもあるからあえて値引きするかもしれない。

 つまり、消費税の増税が決定された時点で、駆け込み需要で得をすることはないということだ。

 唯一あるとすれば、本体価格が変わらないことが決定されているサービス・商品である、電車の定期券や100円ショップなど定価が不変のものだ。

 

 ただ、得をしようと100円ショップで余計な商品を1つ余分に買ってしまったとしても、それは損をしている。

 なぜなら、3円得をするために、105円の支出をしてしまったことだからだ。

 

 結局、市場経済が機能している環境においては得をすることは無く、自分が必要とする時に支出することが正解なのだろう。

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