ロシアのクリミアの編入は認められない

27 3月

 たとえば、某国の国民数万人が日本国籍を取得し、ある離島に住所を集団で移し日本からの独立を問う住民投票を一方的に実施して過半数を獲得。

 その住民投票を背景に某国が軍事力で占領して編入を宣言すれば、その離島は某国になるのだろうか。

 そのようなことは認められない。

 

 現代は、植民地が自決権を行使し独立する時代では無い。

 独立は、ジェノサイドなどの深刻な国際法の違反があることや、本国の同意があり住民投票等の手続きを経ていることが最低限必要で、外国の介入に基づく分離独立は内政干渉であり国際法に違反する。

 クリミアの状況は、ジェノサイドなどは起こっていないこと、本国の同意が無いこと、外国(ロシア)の介入に基づいていることから、国際法上全く、クリミアの独立もロシアの編入も認められない。

 仮にこのような編入を認めてしまえば、解決済みの領土問題が蒸し返されることや、国土の安定性が著しく損なわれるコトになる。

 国際的な政治闘争においてクリミアは翻弄されているが、国家にとって根幹となる領土を保全するための法的安定性が損なわれることは、旧西側であろうと東側であろうと共通して認めることは出来ない。

 今回の強引な編入は、ロシア自体にとって益になることではなく、現実的な爆弾となっている。

このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です