大畑伊知郎『決算書でわかる!いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!』ダイヤモンド社

1 3月

 大畑伊知郎氏による『会計の呪縛』に続く2冊目の著書。

 財務分析は無味乾燥な理論では無く、実践で如何に使えるかを順を追って説明されている。

 

 財務分析の本は世の中にあふれているが、実際に財務分析を実務で如何に活用するかという、ビジネスマンにとって最も大切な部分が欠けている。

 財務分析を記す著者にしてみれば、分析に結果について責任はもてないから、理論のみの解説で終わることは、まぁ、理解は出来る。

 ただ読み手としては、分析結果の活用方法が分からなければ、財務分析は無駄な知識、無駄な労力に過ぎない。

 この、ビジネスマンと財務分析の理論を、当該図書は埋める端緒としている。

 この本のみで実務で十分ということは無いが、財務分析の活用の仕方を学ぶには良書であると考える。

 

 それっぽい財務分析や投資の本を買うのでは無く、当該図書を購入してしっかりと勉強し、次に何を学ぶかを考えては如何だろうか。

 この本を読んで、財務分析や会計的な見方が分からないというのであれば、すっぱりと会計的な情報取得をあきらめるというのも一つの選択肢だろう。

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