中国の防空識別圏

25 11月

 外交上の駆け引きなのか、戦争の一歩手前なのかわからない。

 

 中国の新華社通信は、防空識別圏を報道した。

 この報道によると、中国の防空識別圏には、日本の尖閣諸島と韓国の離於島が含まれていた。

 防空識別圏は空の領土を主張するもので、この識別圏を超えた場合にはスクランブルの対象となる。

 中国としては自らの領土と主張している領土の空域を識別圏にするのは当然という考えかもしれないが、下げることのできないこぶしを振り上げてしまったことになる。

 

 外交上防空識別圏を公表したことにより、目先の日本と本命のアメリカを揺さぶり連携と尖閣諸島に対する姿勢を確かめることが出来る。

 軍事上は、接触し交戦があった場合、自らの正当性を主張するよりどころとなる。

 短期的には尖閣諸島の上空で交戦があるとは考え難いが、中・長期的には現実的な問題となる。

 そうならないように外交努力によって紛争を回避すべきだが、防空識別圏を取り下げることは尖閣諸島を中国の領土でないと認めることになり、メンツにかかわることでもあるし、撤回はできないであろう。

 交戦は起こらなくとも火種は残り続けることになる。

 

 双方の合意があれば揉み消せる火種ならまだしも、後の指導者が消すことの出来ない火種をなぜつけたのか

 あくまでも可能性の話だが、軍事力を発揮して尖閣諸島を確保するという計画がありその計画通りなのか、軍部を掌握できておら今回の発表になったのか。

 それとも歩み寄る前に一度こぶしを振り上げるポーズを必要としたのか。

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