懐古主義のオリンピック招致には反対

2 9月

 何気なくテレビを見ていると、東京オリンピック招致を、過去のオリンピックとそのときの経済成長にダブらせる映像が流れていた。

 あたかも、オリンピックの招致が成功すれば、経済成長が叶うかのように。

 オリンピックなどのイベントを招致することには特に賛成も反対もないが、未来志向では無く、昔はよかったという懐古主義に基づく招致であるならば、反対だ。

 

 オリンピックを招致したとしても経済成長をするわけではないのは、ギリシャの例を見れば明らかだ。

 オリンピックは、一時的な公共事業であり、それ以上でも以下でも無い。

 オリンピックを招致すれば経済が復活するなんてのは幻想だし、関連づける報道は、懐古主義以外のなにものでもない。

 未来では無く、ただ過去の栄光としか結びつけられないイベントに、巨額の予算をつぎ込む価値は、果たしてあるのだろうか。

 

 与党は、東電の汚染水漏れ審議を、オリンピック招致の影響を考慮して先送りした。

 汚染水処理の影響は、未来についての重要な問題だ。

 未来の問題に向き合わないのに、オリンピックの招致なんてやっている場合だろうか。

このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です