琉球が大和をどのように見ているかを考える

18 8月

軽部謙介「ドキュメント沖縄経済処分」岩波書店

七尾和晃「琉球検事」東洋経済新報社

 

 隣国の台頭により注目を集める領土問題。

 その最前線が沖縄であるが、本土に対する感情は複雑である。

 沖縄経済は政府からの援助によって支えられている面は否定されないが、その援助の見返りとして日本国が抱える矛盾を押しつけられている。

 では、沖縄の人々は、日本国に対してどのような感情を抱き、何に対してこだわり大切にしているのか。

 その一端を、上記にあげた2冊がヒントを与えてくれている。

 

 琉球は日本であるのかと言われれば、領土問題としては日本国であろう。

 しかし、琉球を日本国として正当に扱っているとはいえない歴史と現状がある。

 法律も、経済も、本土基準で、本土のために犠牲にした歴史と現状がある。

 もし、自分が琉球で生まれ現状を考えたのなら、果たして日本を好きといえたのか疑問になる。

 目に見える米軍基地問題だけを考えるだけでなく、文化と感情を知らなければならない。

 単純なナショナリズムに反応するのでは無く、国家という概念をすべての(琉球を含む)国民のためにという点で捉えたい。

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