自民党の大勝というよりも、民主党の大敗

24 6月

 2013年6月23日に東京都議会選挙が開票され、自民党が59議席と圧倒的な勝利をおさめた。

 前回第一党の民主党は第4党に落ちる大敗を喫した。

 

 この半年間の報道の中心は自民党であるし、何かと話題を集めていた維新の会とみんなの党は自滅したため、自民党が第一党になることは間違いないことだった。

 注目していたのは反自民党票がどこに流れるかだったが、共産党にここまで多く流れた第三党になったのは、正直意外だった。

 確かに「格差」や「雇用」など、好景気と言えない状況の中で最も敏感なこれらのキーワードに直接結びつけられる政党は共産党だろう。

 雇用問題が注目を集めて報道されればされるほど共産党の宣伝にもなっているのだから、一定以上の票は確保されるのだろうとは思っていたが。

 

 それと、反自民で、かつ、民主党への批判票が、流動的であったことが大きい。

 都議会選挙で明らかになったことは、民主党が、何ら有効な政党として機能していないことだ。

 反自民の票を結集して政権をとったが、内部紛争によって自滅。

 政権を失った後は、以前の野党時代となんら変わらない姿を晒してきたが、それは政権をとらせてはいけない象徴としての姿だ。

 政権を担ったことによって成長した痕跡が無く、仮に政権をとらせてしまえば同じ過ちを繰り返すということが目に見えているからだ。

 その点自民党は、(くだらない)内部闘争を自重し、政権を維持しようと努力している。

 

 文字通りの解党的出直しができない限り、民主党が復権することはない。

 しかし、一定以上の自民党の批判票と支援団体があることから、変革をせずに、ただ棚ぼたが落ちてくることを願う政党で居続けるだろう。

 民主党が変革も、解党(合併)もしないことはこれからも当分続きそうだから、自民党政権は安泰だ。

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