士業と失業保険

11 2月

 平成25年2月1日から、士業(弁護士や公認会計士など)も失業手当が受給されるようになった。

 (今までは失業手当を受けとるためには、資格登録を一時取り下げて無資格状態にしなければならなかった。)

 失業手当の受け取りというセーフティーネットは、競争によって敗者が生まれるための前提だ。

 

 株式会社ブラザーズの市場調査部は、2013年1月中旬に、社会人のキャリアプランに直結する「取りたい資格」についての意識調査を実施した。

 その結果、公認会計士は第二位の評価を得た(第一位は看護士)。

 弁護士と並んで雇用状況が新聞などで報じられているのに、何故高い評価を得たのか。

 それは、公認会計士のもっている知識は、企業人として求められるものの最たるものだからで、会計・税務・会社法等、管理系部門の経営に直結する必要なものだ。

 社会人としての常識と教養に、公認会計士の知識が加われば多くのチャンス(就職・転職を含む)をつかむことが出来ると考えられたからだろう。

 

 競争の無い社会で安泰した生活を営むには、公認会計士という資格を保持するだけでは不足だろう。

 しかし、競争の中で勝ち抜く能力の証明としては、十分に評価されている。

 失業保険の受け取りは、競争で一時的に敗退する資格と権利を得たということであり、労働市場において公正なあるべき姿だ。

 私は特別に国家に保護される(間接的に国民の負担になる)資格であるよりも、競争の中の武器として評価される資格であることを希望する。

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