中国共産党の終わりの始まり

2 12月

 中国共産党は、経済的成長と成功の可能性を示すことが、権力維持の唯一の正当性であった。

 しかし、長老支配が確立し、可能性を閉じたことで、その唯一の正当性すら失われ、急速に治安と経済は低迷する、繁栄の終わりの始まりが始まったのでは無いだろうか。

 

 中国共産党の党大会が、胡錦濤総主席を選出したが、70代以上の長老議員がずらりと会議に名を連ね、長老支配が確立したことを何よりも印象づけた。

 権力を一手に握る共産党では定年を厳格に運用しているという点から、競争が維持されある種の公平性が保たれていた。

 しかし、長老支配が確立したのなら、その公平性が失われ、階級の流動性が喪失したことになり、可能性という扉が閉じたことを意味する。

 そして、7%という疑わしい経済成長率は、実質的にはマイナス成長とも言われており、経済の繁栄に享受できない者が圧倒的多数になるだろう。

 経済の繁栄も、そして可能性が閉じた社会では、何が起こるのか。

 10億という人口を抱える国家において、壮大な実験が始まろうとしている

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