東京農業大学第一高等学校・中等部 桜花祭 演劇部

29 9月

 中学生・高校生の演劇を見に、東京農業大学の附属校へ行ってきた。

 予想した以上に完成度が高くて驚いたけれど、予想よりもパワーが無くて物足りなかった。

 

 見た演目は、

・ハックルベリーにさようならを

・THE コンビニ強盗

・平行線

 の3つ。

 「ハックルベリーにさようならを」の出演者は全員中学生で、腹式呼吸ができてないやら、途中でセリフを忘れるやらで、見ているこちらがハラハラした。

 (観客席の後ろから先生が次のセリフを声を抑えて伝えていた。セリフをわすれた出演者は代役で、本来の出演者は、夏休みの宿題が終わっていないために練習に参加できず、役を外されたということだった。)

 ダメを出していったらキリがないのかもしれないが、(だからこそ?)途中からグイグイ引き込まれていった。

 面白いもので、終わる頃には中学生が役の年齢に見えるようになっていた。

 

 逆に出演者が高校生の「THE コンビニ強盗」「平行線」は、あまり引き込まれなかった。

 当然、中学生の出演者と違って多少は腹式呼吸ができているし、演技もうまいのだけれど、退屈になってしまった。

 脚本は、(正しいのかどうかわからない)常識に沿って論理的に無理なくつなげていくものであるが、その常識からはみ出すパワーが無い。

 私が絵や音楽やスポーツを見に行くのは、そこにしかないパワーを見たいからだ。

 うまくまとまっている演技よりも、理不尽なパワーを見たい。

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