竹下節子「ローマ法王」

23 4月

 私が世界No.1のエクセレントカンパニーはどこかと問われれば、迷わずヴァティカンと答える。

 10億人以上のカトリック信者を抱え、「アブラハムの宗教」に対する影響力を合わせると、世界人口の半分を超える。

 その信者には世界的なリーダーがおり、信者でなかろうとも影響力を行使出来る力をもっている。

 そして存続の歴史は2000年と、ほかに類するものがないほど永い。

 2000年は変わらなかった古ぼけた歴史ではなく、常に社会変化との戦いであり、自己変革を求められ、対応してきた。

 現代でもモラルや他宗派・他宗教、そして科学技術との折り合い等、深刻な課題に直面し、明確な答えを問われ続けている。

 

 これだけ巨大で強力で、そして、社会変化への対応の最前線にいながら存続し続けている組織は、如何なるものであるのか。

 世界に広く張り巡らされたネットワークの持つ力とはどのようなものであるのか。

 その概略を示したものが、本書である。

 

 宗教書ではなく、現代に生きる社会人の基礎知識のために読んで欲しい。

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