10 4月

 「桜って綺麗だな」と最近思うようになった。

 私が生まれた時は非常に夜桜が綺麗だったと母が教えてくれたが、実はそれほど、桜を綺麗だと思ったことは無かった。

 季節物だしとりあえず見ておこうという程度のものだった。

 その桜に愛着を持つようになったのは、公認会計士を目指して大学院に入学してからだ。

 

 今まですべて中途半端で結果を出せず、すべて終わらせていた。

 公認会計士になりたいというよりも、結果を出せない自分を変えたくて公認会計士試験というわかり易い目標を立てたというのが正しいのかもしれない。

 決心のもとに大学院に入学し、勉強を終えて家に帰る途中に咲いている桜は、今までにない特別なものに感じた。

 その桜に願掛けではないけれども、桜に対して話しかけて自分を見つめ直すという作業を大学院に入学してからはじめるようになった。

 今日の夜も近所の公園で、桜に対して、自分自身を見つめる作業をしていた。

 

 今の私にとって桜は、カウンセラーよりも自分を見直す機会を与えてくれて、目標に導いてくれる、特別な存在だ。

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