TPP参加は、ちょっと待て

27 10月

 バスは一台ではない。どのバスに乗るのかを考える必要がある。

・自由貿易に反対し鎖国した日本は、北朝鮮と同じ状況になる。

・ブロック経済

・選択肢は複数有る。

 

・自由貿易に反対し鎖国した日本は、北朝鮮と同じ状況になる。

 失業や所得の低下からグローバル化への反対や、日本の国際的地位の低下による自信の喪失、既得権を保護しようとする感情から、自由貿易に反対する意見は強くなっている。

 江戸時代の生活をすれば良いという極端な意見を述べる人もいるが、江戸時代の生活とはまさに現在の北朝鮮のような状況になるということだ。

 生活水準を限りなく下げて(生存を脅かすほどに)も、国防費はかかることに変りはなく、その費用は国民が負担しなければならず、結局さらなる貧困が待ち受けている。

 自由貿易を反対する人も、既得権にしがみつく人も、自由貿易とグローバル化の恩恵を果てしなく享受しているのだ。

 (記憶の中の)美しい昔を妄想しても、そこには何も無い。

 貿易立国の道を進む以外に無い。

 

・ブロック経済

 世界恐慌によって自由貿易に対する拒否反応が各国で巻き起こることは、今回が初めてではない。

 1929年の世界恐慌のときも同じような反応が起こり、欧米諸国はブロック経済によって(植民地の犠牲を元に)やり過ごそうとした。

 現代の対応策は、80年前の対応と本質的には同じだ。

 自由貿易の枠組みを作り、その中で交易を活発にして自国経済を維持しようとしているからだ。

 80年前と異なるのは、犠牲となる植民地が定まっていないことだ。

 私が、TPPに積極的に賛成しない理由は、日本は何を犠牲にし、何を得ようとするのかを考える必要があるからだ。

 

・選択肢は複数有る。

 TPPに参加するか否かの二択しか示されていないが、果たしてそうであろうか。

 FTAとEPAなどの選択肢もあるし、TPP以外の経済圏の枠組みもある。

 アメリカの参加する枠組みには参加しなければならないということでは無いはずだ。

 TPPのみが自由貿易を支持することではないし、また日本の未来でもない。

 日本は何を得て、何を犠牲にするのか。

 それを考え、選択すべきだ。

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