感情論を受け入れる必要は無い

21 8月

 放射能を心配する京都の住民は、陸前高田の松を排除した。

 欧米は好きだけど韓国・中国が嫌いな集団は、日の丸を掲げてフジテレビの周りをデモ行進した。

 知的障害者が周りにいることが気に入らない愛媛県松山市の住民は、知的障害者の更正施設の建設に、「建設されては若い住民の人生が台無しになる」として反対し建設を撤回させた。

 

 自分の感情を述べるときだけ理屈を振りかざす人や、自分の利益のみを考え他者の利益を考えない人に対して、誰も説得することはできない。

 なぜなら、相手の意見を聞く気がない人だからだ。

 「自分は言いたいことを言う、自分の感情に従え。だけど、あなたの意見は聞かない。」と主張する人たちは、話し合いを拒否している。

 様々な利害や感情がうごめく社会において、話し合いを拒否し、自分の感情の発露だけを優先する人たちの意見を優先する必要があるのだろうか?

 私は全くないと考える。

 

 自らの感情や利益を議論の溯上にのせ、解決策を見出していくときの言語は、論理である。

 感情ではない。

 国際社会の交渉の場でも論理無き主張はだれも耳を貸さないし、論理があれば、利害が対立する相手も耳を傾ける。

 つまり、論理という言語を喋れない人の言葉は、誰にも届かないし、誰も説得することはできない。

 

 私は感情を否定しているわけではない。

 論理を用いない感情の発露を否定しているのだ。

 なぜなら、論理を用いない感情が相手を攻撃し否定するものは、差別でしかないからだ。

 差別主義者の意見が軽んじられ聞き入れられないのは、人の言葉を喋らないからだ。

 

松山市北部で知的障害者の更生施設を運営する社会福祉法人「風早偕楽園」が同市○○団地内に計画している知的障害者のケアホーム建設に、地元住民らが反対し計画撤回を求めていることが7日までに分かった。住民らは県道沿いや団地内に「建設反対」ののぼりや横断幕、看板を多数設置している。  ケアホームは障害者自立支援法で新設され障害者が地域の中で共同生活する施設。食事や掃除などの家事支援や日常生活の相談に当たる世話人と食事や排せつの介護をする生活支援員が配置され、グループホームより手厚い介護が提供される。  法人によると、計画では、新しく造成された分譲地に知的障害者のケアホーム男女用各1棟(定員男女各7人)を建設。9月の着工を目指していたが、着工できていない。  反対運動は団地の(約100世帯、同市と近隣住民が展開。町内会によると、法人と開発会社の入居者数や障害程度などの説明に虚偽があった▽地区の資産価値が下がる▽反対が強い地域では障害者が幸せに暮らせない―などを理由に挙げる。  町内会は県に「白紙撤回するよう指導してほしい」との陳情書を提出。県を交えた法人と住民の話し合いも行われてきたが平行線のままという。町内会長の男性(62)は「説明もないまま突然ケアホームを隣に建てられると、土地を買った若い住民の人生が台無しになる。彼らを守るため、どうしても阻止する」と主張する。

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