ウィキリークスと報道

29 12月

・情報の持ち込み先が、「マスコミ」から「ネット」へ大きく移行する一つの象徴となった

・ウィキリークスは、既存のマスコミが未だに、人材育成、情報を多くの人に伝えるために必要な存在であると示した

・日本に「報道」はない

 

・情報の持ち込み先が、「マスコミ」から「ネット」へ大きく移行する一つの象徴となった

 世間に公開してもらうために政府の情報を提供しする先は、今までは「マスコミ」以外にありえなかった。

 それは、情報提供者の身元の安全と非公開を保証していたからだ。

 (保証が破られる場合もあるが)

 しかし、近年の「マスコミ」は、政府との癒着を強め(日本はもともと癒着しているが)、身元の安全と非公開は保証されないおそれがあること。

 何よりも、情報を提供してもそれが報道されないという心配があることから、既存の「マスコミ」ではない新規の「ネット」に情報がもたらされた。

 独立し、政府の不正を追及するという役割、信頼を失っていると示すできごとだ。

 

・ウィキリークスは、既存のマスコミが未だに、人材育成、情報を多くの人に伝えるために必要な存在であると示した

 情報があろうとも、その情報を精査分析し裏づけをとる作業をしなければ、価値のある情報とはならない。

 ウィキリークスが公開している情報は、ウィキリークスが雇った元マスコミ関係者が中心となって行われている。

 今までのマスコミの人材を用いなければ検証作業ができないことから、人材を輩出するためには必要であると示した。

 また、ネットでウィキリークスが情報を公開しようとも、既存マスコミが取り上げなければ社会的に広まることがない。

 政府の不正があり、それがネット上で広く伝達されようとも、社会を動かすための力には未だなりえず、既存マスコミが協力しなければならないことを示した。

 

・日本に「報道」は無い

 ウィキリークスの情報の分析した情報は、ウィキリークスが選んだマスコミに提供される。

 政府から独立し、真実を報道していくれるか否かがその判断基準だ。

 日本には政府から独立したマスコミは無いとウィキリークスは判断した。

 だから、日本政府にかかわる情報がウィキリークスによって分析されず、日本政府にかかわる情報が世間を騒がすことは無い。

 日本政府は安堵しているかもしれないが、日本国民にとっては悲しむべきことだ。 

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