「UST+Twitter」と「テレビ」

10 11月

 漫画家の石川雅之がUSTで、原稿の生中継をした。

 今までと異なる点は、同じ漫画家のゆうきまさみ、そして、高田明美がその映像を視聴し、フォローしたことだ。

 その結果、ゆうきまさみがUSTを視聴している事に気づいた石川雅之が、あそび(?)でゆうきまさみが現在連載しているマンガのキャラクターを描き、それを高田明美がTwitterで解説した。

 「UST+Twitter」を利用している一般のユーザーは、人気、実力が秀でた3人のあそび(?)を、ゆうきまさみや高田明美と同じ環境で、身近に体験することができた。

 

 作り手が時間(手間)と資金をかけることなく作り提供でき、そして視聴者が無理なく参加することができる「UST+Twitter」(you tubeなどを含む)。

 それにたいして「テレビ」は、多大な時間と資金を必要とし、それゆえに視聴者が自由にさんかすることはできない。

 視聴者数という点では「テレビ」には全くかなうことはないし、また品質という点でもやはりかなわないだろう。

 しかし、視聴者の満足度という点では圧倒的に「UST+Twitter」に上だ。

 テレビのながら視聴とは異なり満足できないものは観ないという媒体であることと、最大公約数であるよりも好みを限定したほうが強い共感を得られるからだ。

 「UST+Twitter」で強い満足を得られる作品を視聴していると、「テレビ」の作品はどうしても物足りなくなってしまう。

 

 現代の日本では、「テレビ」を見るのと同じ労力で「UST+Twitter」を用いることができる。

 視聴者にとっては、作り手がどれだけの時間と資金をかけているかは問題ではなく、視聴者自身にとって面白いか否かが重要だ。

 より高い満足度を得られるものを選ぶのは当然の行動であるから、「テレビ」を選ぶことは減っていく。

 テレビ局が重視しなければならないのは、ながら視聴を含む視聴者数ではなく、視聴者個々の満足度だ。

 そのことに気づき必死に対応しなければ、これからも「テレビ」の視聴率の低下は止めることはできない。

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