ベンチャー企業壊滅規則に反対

21 6月

 日本証券業界が『新規公開前に行われる不適切な自己募集を規制するための「有価証券の引受け等に関する規則」等の一部改正について』を公表した。(平成22 年7月20 日から施行)

Ⅱ.改正の骨子

1.「有価証券の引受け等に関する規則」の一部改正について

 『未上場会社が上場前に自己の株券等について個人投資家に対し募集等を行っていた場合には、原則として、当該未上場会社の新規上場時の株券の募集又は売出しの引受けを禁止する。』

 つまり、ベンチャー企業が株式の発行による資金調達をできなくするための規則の改正である。

 

 財部誠一は『未公開株への投資は、詐欺とは無縁のまっとうなケースでも多くの場合、報われません。起業はさほどに難しい。だからこそ、起業家と志をひとつにするエンジェルの存在が不可欠。』といっているが、まさにそのとおりだ。

 そのエンジェル(ベンチャー企業を支援し、投資する個人)によるベンチャー企業に対する資金支援を困難にする規則の改正がなされようとしている。

 この規則の改正をしようとしているのは日本証券業。

 なぜ日本証券業界が資本市場を真っ向から否定し、ベンチャー企業を壊滅させるような規則の改正をしようとしているのか、理解できない。

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