政権交代のコスト

27 12月

 民主党政権になり、国対活動が与党野党ともつたないこと。政策実行に過年度との整合性がなくまたちぐはぐなこと。そして、権力の空白が生まれるといった安全保障の問題があることがでてきた。

 しかしこれは政権交代のコストであり、民主主義が支払うべきコストである。

 

 アメリカにしろイギリスにしろ韓国にしろ、民主主義国家が選挙によって政権交代をした際には、どの国もこのコストを支払っている。

 ただ、政権交代が一般的であるために、政権交代のコストを最小にするための努力が政党間で行われている。

 対して日本は、55年体制が実質的に終わったのが2009年8月の衆議院選挙で民主党が第一党になったときであり、この間日本は政権交代のコストを全く支払っていない。

 そのために、政権交代のコストを安くするためのノウハウがまったくなく、日本の国民は今まで払ってこなかったつけを一度に払わざるを得なくなっている。

 

 私は政策論争も大切だが、民主党と自民党は、この政権交代のコストが安くなるように、協調し自主的なルールを設けてほしいと願う。

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