民主党大勝の影で

31 8月

 2009年8月31日衆議院選挙で、民主党が308議席(480議席)を得た。

 この大勝の影で何がおこっているのか。

 それは、二大政党制の進行である。

 

1:公明党の小選挙区全敗

 大田、冬柴といった公明党の代表・幹事長が敗れ議席を失った。比例代表で21議席を獲得したが、小選挙区で議席を失うことは、少数政党は小選挙区では勝ち抜くことは非常に困難であることを示している。

 また、強固な組織票が公明党の売りであったが、投票率が70%近くにあった場合には、影響力が相対的に小さくなった。

 

2:共産党、社民党の敗退

 二大政党制の進行により、共産党と社会民主党という歴史ある政党が、今回の選挙でも議席を減らした。小選挙区で自民党と社民党の決戦では大阪の1区を除いて自民党の勝ちである。自民党の批判票を民主党のように取り込めなかったことが原因である。

 前回の選挙で、自民党と民主党で総議席数の85%を得ていたが、今回の選挙で89%になった。共産党と社民党がもっとも大きな影響、被害を受けたといえる。

 

 自民党の対象の影に隠れて、少数政党の大敗。この点がこれからの10年間の政争に重大な影響を与えると考えられる。

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