在日朝鮮人と裁判員制度

7 8月

 裁判員制度が2009年8月から稼動した。

 最初の裁判員に選ばれた人の公判後のコメントを、マスコミが大きく報道した。

 

 裁判員制度は、国民感情、道徳を判決に反映し、裁判と国民とを近接させるために設けられた制度である。

 しかし、この裁判員には、在日朝鮮人はなることができない。

 永住居住者には裁判員になる資格は与えられていないのである。

 

 これは永住居住者に参政権を与えるかという問題と近似している。

 端的に行ってしまえば、在日朝鮮人など永住居住者を、日本は日本人と見ていないのである。

 それが、在日朝鮮人に裁判員になる資格を与えていないことに反映されている。

 

 日本に住み共同して生活している者を、一方に裁く権利を与え、一方には裁く権利を与えない制度は、私はおかしいと考えている。

 

 裁判員制度を導入するにあたって、裁判員になれる権利は、参政権と並んで重要な権利であり、真摯に考え対応する必要がある。

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