中国人漫画家-丁冰 日本で連載

15 2月

 中国人の漫画家「丁冰」が角川書店の「BeansA(ビーンズエース)」(女性漫画誌)で連載を開始する。

 

 日本の漫画が世界で読まれていることは知られている。しかし、漫画雑誌は数多く刊行されているが、日本人以外の作者が連載することは非常に稀である。

 日本漫画の絵やストーリーの水準が高いことが外国漫画の参入を阻む要因の一つである。

 それとともに、日本漫画独特の文法が独特であり、その文法に当てはまらない漫画は読者に受け入れにくいという環境も大きい。

 「丁冰」の画力は非常に水準が高く、他の日本人漫画家と比較しても決して劣るものではない。丁冰が日本の市場で成功するかは、日本漫画独特の文法の理解が重要な要因になると考えられる。

 

 アメリカのドジャースが、日本人の野茂英雄を招き入れることによって、日本市場を開拓することに成功した。

 日本の漫画が、世界を市場として開拓するためには、日本人が世界市場を想定して作品を作るよりも、日本人以外の漫画家を受け入れることが近道であると考えられる。

 また、日本の消費者が、「クールジャパン」を発信し、誇りに思うのならば、異文法への寛容さと勇気が試されることになるのではないだろうか。

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