札幌北洋が公的資金申請

18 1月

 2009年1月18日に札幌北洋が、数百億円規模の公的資金申請を検討。

 北海道では、拓殖銀行が倒産して以来、拓殖銀行を引き継いだ北洋銀行が、最大で一強の銀行であった。北洋銀行が潰れれば、北海道から地銀は実質的になくなると言っても過言ではない。つまり、潰れた穴は体力の弱い信用金庫では補えず、大手都市銀行が北海道経済に対して本腰を入れて支援すると考えられないことから、金融空白地帯が生まれ、倒産企業や失業で北海道経済が破綻するだろう。

 

 札幌北洋銀行の資金繰りが悪化すれば、それは貸し渋り、貸しは剥がしという形で北海道経済を悪化させることになる。今回の公的資金申請は、北海道経済にとって必要不可欠な行為(セーフティーネット)であると考える。

 政府が検討している定額給付金などよりも、有効かつ効率的な景気浮揚策である。

 

 今回の措置によって、札幌北洋銀行に対する信用不安が起こり、株価に影響があるかもしれない。しかし、上述のとおり、札幌北洋銀行にとって変わる銀行が無い以上、札幌北洋銀行の存続は北海道経済にとって必要不可欠である。

 この決断をした経営陣を支持したい。

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