我妻栄、「私法の道しるべ」、勁草書房

13 1月

 いわずと知れた私法の大家、我妻栄の書いた、民法(私法)の入門書。

 会社法は公認会計士試験の科目なので勉強しているが、民法などの基本的私法はほとんど勉強していない。(幾代通の民法の本をよんだぐらい)

 基本にかえるという気持ちで、私法の道しるべを読みました。

 

 会社法以前に法律未修者である私は、会社法の本を買う前に(一緒に)買って読むべきだったなぁと思いました。商法という区分で割かれているページは少ないが、私法を考える上での前提(私法の基本原理・法源・解釈・効力)が、簡潔明瞭に描かれているからです。

 

 試験のため会社法の勉強をはじめたときは、個別論点や判例に目が向いて、条文や学説の中で迷子になってしまった。それは、それぞれが別個に見えて、共通性・前提が見出せないからだった。

 この本を読んで、私法全体を「まぁ、こんなもんだろ」と理解できた(あきらめられた)ので、ずいぶん気が楽になりました。

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