定額給付金と社会保障番号

12 1月

 定額給付金の評価が芳しくない。

 

 その理由として、不況対策としてその効果に疑問がもたれていること、後の増税の心配(財政収支の悪化)、ネットカフェ難民などの住所を持たない人へ支給されるか疑問なこと、支給されるまでの手続きが煩雑で何時になるのかわからないことがあげられる。

 私は土建を潤すだけの公共事業に比べれば、まだましな政策であると考える。ただ支給される時期が遅すぎる。実際に支給されるのが2009年末になるのなら、サブプライム問題から2年、リーマンブラザーズの破綻から1年後になり、「緊急」の経済政策とはいえない。

 

 支給の遅さも、社会保険庁の消えた年金問題とその対応も共通の問題を持つ。国民にはさまざまな番号が振られているが、統一された番号がないことだ。国民一人当たり一つの番号を振られていれば、迅速性や安全性が飛躍的に高まる。社会保障番号を全国民に割り振るべきだと考える。(住民基本台帳があるが、住所のないネットカフェ難民などに対しての施策に用いれない。)

 国家による統制や情報流出に対する不安を私自身考えるが、それ以上の不利益を国民は被っているのではないだろうか。住所がなければ公的支援を受けにくい今の現状を改善するためにも、住所に依拠しない社会保障番号を導入すべきである。(この場合、社会保障番号を身分証明に使用できないよう規制をかける必要があると考えられる。)

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